2021/05/07 18:51

[day] (日中時間 9:00–23:00 のプレイリスト)

01. The Raincoats - Fairytale In The Supermarket
当店店名のネタ元。1979年のシングル。

02. Happy Mondays - 24 Hour Party People
「謂われなく打ちのめされる/そんなことがあってよい筈がない
ならば我々に加わらないか?/君は耐え忍ぶ必要はない
それならば我々に加わらないか?
24時間党生活者/硬直した顔は笑わない」
(訳・山本桜子)

03. Siouxsie And The Banshees - Hong Kong Garden
ピストルズの親衛隊(取り巻き)だったスージー・スーが始めたバンドによる78年1stシングル。エフェクターを駆使したギターサウンドはほぼ同時代のバンドであるジョイ・ディヴィジョン、キュアー、U2、スミスらにも影響を与えた。

04. Essential Logic - Quality Crayon Wax O.K. (album version)

05. Gry feat. F.M.Einheit - Princess Crocodile
元E・ノイバウテンのF・M・アインハイトとデンマークの歌手によるプロジェクトGryによる2000年のシングル。
その後のエレクトロ・スウィングを先駆けるようなアレンジだがこういった曲調は残念ながらこの1曲のみ。
「妾すべてを知るなり
その姿
その音
その香りを知るなり
ゆめ思うな、汝隠るるをあたわず
妾すべてを知るなり
妾冥界へ下り
死人どもの語れるをきけり
死人どもすべてを知るなり
死人ども汝を語れり
ゆめ思うな、汝隠るるをあたわず
妾はすべてを知る
クロコダイルの姫なり
汝如何にかなさらん、妾の心は鈴にて武装せり
妾汝のすべてを知るなり」
(訳・山本桜子)

06. Dogmatic Element - Strange Passion
1980年バンガーBangorで結成。北アイルランド・ポストパンクの筆頭格として地元で活躍するが、シングル2枚のみを残し(他にもカセットEPをいくつか出したようだが詳細わからず)、1985年にバンドは分裂。

07. Kampec Dolores - Levitáció
1984年にブダペシュトで結成されたハンガリーのバンド。1990年の作品『Levitáció(空中浮遊)』から。バンド名はイディッシュ語とラテン語を組み合わせた造語でthe end of painの意。彼らを西側へ紹介したRecommended Recordsの創業者がヘンリー・カウの人だったのでProg Rockとして扱われがちだが、聴いて貰えばわかる通り、英ポストパンクに共鳴するような音楽性。ただ後期に行くにつれてプログレ化していくのもたしか。

08. Tuxedomoon - No Tears
1977年サンフランシスコで結成。当時のサンフランシスコには他にもレジデンツ、クローム、MX-80など屈折したバンドがいた。

09. Chant! Chant! Chant! - Quicksand
1980年ダブリンで結成。残念ながらシングル1枚しか残していない。

10. Pyrolator - Im Zoo
初期DAFやデア・プランのメンバー、クルト・ダールケによるソロプロジェクト。『Wunderland』(1984)より。

11. Wire - Map Ref 41 Degrees N 93 Degrees W

12. Neu! - Good Life (Random Rough)
デュッセルドルフの実験的ロックバンド・ノイ!は1973年頃活動を停止するが、クラウス・ディンガーとミヒャエル・ローターは1986年に4枚目のアルバム制作に取り掛かった。しかしこれが『Neu!4』としてリリースされたのは1995年だった(しかも日本盤のみ)。ディンガーが2008年に没した後、2010年にローターは『ノイ!86』を発表。どちらも86年の同じ録音素材を用いた4作目ということになっているが、曲順が違ったり、アレンジ違いがあったりなかったりしていて、しかも片割れが死んだ後に出したということで色々お察しする。「Good Life (Random Rough)」はディンガー版、つまり『4』にのみ収録。


[midnight] (深夜時間 23:00–9:00 のプレイリスト)
01. The Raincoats - Only Loved At Night
1stにはまだ残っていたパンクの影を払拭した1981年の2nd『オディシェイプ』(1981)より。独特な音の楽器はカリンバ。

02. Slapp Happy - Casablanca Moon (‘Acnalbasac Noom’ ver.)

03. The Durutti Column - Estoril a Noite

04. Brigitte Fontaine - Brigitte
代表作『ラジオのように』(1969)と並んでブリジット・フォンテーヌがもっとも尖っていた頃の作品『ブリジット』(1972)より。
「ブリジット/いつもカフェの奥の方にいる/まるで森の奥にいるみたい/人に姿を見られたくないの/どうして?
ブリジット/いつも歌いに行ってしまう/屋根の上で叫ぶんだね/みんなに見えるように/どうして?」

05. Gareth Williams & Mary Curry - Restless Mind
元ディス・ヒートのガレスとその友人メアリーによる自主制作カセットLP『Flaming Tunes(燃え立つ音楽)』(1985)より。

06. Joy Division - Ceremony (Live at Birmingham Univ.)

07. Camberwell Now - Speculative Fiction
元ディスヒートのチャールズ・ヘイワード率いるキャンバーウェル・ナウのEP『Ghost Trade』(1986)より。ガレス・ウィリアムズやチャールズ・バレンのソロプロジェクトにしてもそうだが、ディスヒート時代の過激な実験主義が後退した分、歌心や抒情性が前面化している。が、どこかイビツ。

08. Nine inch Nails - Fragile
無機質なインダストリアルビートにディストーションギターとシャウトでネガティヴな感情をぶちまけるスタイルだったNINの新境地『フラジャイル』(1999)より。この時代の米英オルタナには珍しくエモーショナルなギターソロがある。

09. Wire - The 15th

10. A Certain Ratio - All Night Party
マンチェスターのポストパンクバンド。1979年のシングル。

11. Tuxedomoon - Jinx

12. Potishead - Elysium

13. Neu! - Good Life
[day]12曲目の別バージョン、というかこちらが本バージョンか? 『ノイ!4』(1995)、『ノイ!86』(2010)どちらにも収録。70年代初頭にはロックの前衛だったノイ!の2人も、実験性に関しては70年代末には若手のエクスペリメンタル/アヴァンギャルド勢に追い抜かれてしまった感があるが、この2曲だけでなく86年の録音群には裏ぶれた者特有の魅力(?)がある。